JMIA

会長あいさつ

日本自動車レース工業会(JMIA)は、2008年の発足以来今年で11年目を迎えます。「自動車レースは自動車開発技術の戦いである」ことを原点に、 「技術とレース産業を育成することによって日本の自動車レースの発展振興を図る」ことを理念として、 日本の自動車レース関連企業約50社が参画し活動しているNPO法人です。

初代会長林みのるさん、前会長大岩湛矣さんの信念、努力と会員の皆さんの積極的な協力の基、JMIA企画として、J-F4のキットカー・カーボンモノコック構想を立上、 開発・供給を行い、J-F4の世界に新しい流れを作ることに寄与しました。また、FIAが打ち出した新規格フォーミュラであるFIA F4を開発、 GTアソシエーションの協力のもと、FIA F4日本シリーズにシャシ供給・エンジンサプライ・レースサポートを実施し、 2015年以降、年間10数億円規模のビジネスモデルを生みだすことが出来ました。更に、Super GT GT300クラス向けのマザーシャシも開発・供給を実現させました。
JMIAの中長期計画としては、FIA F3R、Super Formula車両開発・製造支援等があり、従前にまして日本のレース産業界発展の一助になるべく活動する所存です。

自動車レース産業には、企画、デザイン、設計、試作、評価などの開発技術。加工、部品、電機電子、材料、ソフトウェアなどの要素・基礎技術が必要とされます。 日本のレース産業界にはこれらの優秀な技術力・製品を持つ企業が数多く存在します。しかしながら、その多くは中小企業であり、 持てる力が十分に活用されていないのが現状です。日本のレース工業界の持つポテンシャルをフルに発揮するためには、技術開発・製作関連企業と、 カスタマー・ユーザーとが、これまで以上に密接に連携することが大変重要だと考えます。理想の形を具現化するために各方面への働きかけも含め 力を尽くしたいと思います。そして、日本だけではなく、アジアの自動車レース産業へと活動の幅を拡げていきたいと考えます。

最後に、会長として、JMIA設立の理念である日本のレース工業会の一層の発展を図るべく、今後のJMIAの活動を通じて、 その目標を必ず実現させると言う強い思いをもって取り組みます。
そして、会員各社や多くの関係者の皆様とともに、自動車レース産業の発展のために、努めてまいります。

今後もご支援とご協力をお願い申し上げます。
2019年3月19日
日本自動車レース工業会
会長 鮒子田 寛