2008 F20 F20は純粋に技術者の開発技術を競い合う新しいコンセプトの自動車レースを目指し、JMIAの用意する設計資料や部品類を使い、初めての人にも高い安全性と低コストを実現しながらオリジナリティの高い高性能なレーシングカーの製造を比較的容易にスタートできるように配慮した企画です。 |
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2010 JAF-F4 「UOVAモノコック」を採用した車両が完成。それまでアルミモノコック製中心だったJAF-F4カテゴリーに新型車両が多く参入するきっかけとなり、同年JAF-GP大会において「国土交通大臣賞」が設定されるなど、同カテゴリーの交流に一役買いました。2023年に新名称「Formula Beat」として再スタートした日本独自のレースカテゴリーです。 |
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2015 MOTHER CHASSIS [DOME M101] 最高水準の技術と安全性を兼ね備えた高性能なシャーシの開発を目指し、これをベースにロードゴーイング・スポーツカー、または好みのオリジナル・レーシングカーを製作出来るように企画されました。モノコック単体から、ボディ以外が半完成のローリングシャシーまで、購入者が自由に選べるように開発したのがマザー・シャシーです。2014年8月に、DOME F110と共にSUPER-GT夏の鈴鹿大会でアンヴェイルされました。同年SUPER-GTタイ大会にてテスト参戦。翌2015年には、GTA協力の元、SUPER-GT・GT300クラスに参戦するJAF-GT300MC規格車両用として販売されました。海外チームを含む最大参戦5チームが、トヨタ・86、ロータス・エヴォーラ、トヨタ・マークXなどをベースに開発されたボディを被せて同クラスに出場。2016年にはつちやエンジニアリングがGT300クラスでチャンピオンを獲得しました。2024年現在も1チームが継続して参戦しています。 |
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2015 FIA-F4 Gen.1 [DOME F110] 当時、国際自動車連盟(以下FIA)規格のフォーミュラカーは海外製しか存在せず、日本のレース界の危機を感じ企画され、トヨタ自動車の支援を受けて、JMIA参画企業の協力により世に送り出されたのがDOME F110です。世界共通FIA-F4規定のジュニア・フォーミュラとして、リーズナブルな価格と高い安全性を誇ります。またSUPER-GTの前座レースとして選手権が行われることになったことも手伝い、常に40~50台のエントリーを集める人気カテゴリーに成長しました。FIA-F4規格を外れる2024年からは同車両のワンメイクレース、F110 CUPがスタート。 |
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2020 FIA-FR [DOME F111/3] FIAのF1を頂点とするヒエラルキーの中で、F3をFIA-F3とFIA-FRの二段階に分け、各リージョナル(地域)のワンメイクカテゴリーとして新たに設定されたのがフォーミュラリージョナルカテゴリーです。2020年に日本で始まったFormula Regional JapaneseChampionship (FRJ)に、オリジナルシャシーDOME F111/3を供給。選手権は今年で5年目を迎え、これまでに32台の完成車を販売しています。 |
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2023 DOME CONCEPT SPORT DOME F111/3をベースに、よりハイパワーなエンジンと空力性能に優れた、タイヤを覆うフルカウリング、その他ギミックを仕込んで、よりハイパフォーマンスな性能を安全に楽しむことが出来るために開発されたのが、Dome Concept Sportです。現在開発継続中。 |
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2024 FIA-F4 Gen.2 [MCS4-24] FIAによりホモロゲーションを受けた次世代F4車両(FIA-F4 Gen.2)です。従来比で約10倍の耐荷重が求められるモノコック、エンジン、ギアボックス、その他もJMIA参画企業の部品が多く採用されています。同カテゴリーGen.1車両で行われた2015~2023年に続いて、2024年からもSUPER-GTレースのサポートイベントとして、レースが開催されます。 |
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2024 NFPスタート これまで多くのレーシングカーを開発してきたメンバーを中心に、JMIA参画企業のより積極的な関与で、トップカテゴリーに迫るような、次世代フォーミュラコンセプトカーの製作を目指し、プロジェクトが立ち上がりました。 |
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